【興味深い】back numberのパラデータと浜崎あゆみのアカペラ
こんにちは、オカベケイトです。
今回は、back numberのパラ・データ無料公開と、浜崎あゆみの「ayuクリエイターチャレンジ」が興味深いな〜と思ったのでさらっと紹介します。
音楽クリエイターならおそらく既にご存知の方も多いと思いますが、それ以外の人も楽しめる内容になっているので「知らなかった〜」という人は是非。
サクッと紹介します。
back numberが「パラデータ」を無料公開中
現在、あの「back number」が3曲分のパラ・データを期間限定で無料公開してくれているとのこと。
パラ・データとは、各パートごとのトラック音源のことを言います。
つまりギターならギターだけの音、ボーカルならボーカルだけの音の単体の音源です。
それら全てのパートの音源が入った3曲分のパラ・データをもらえるという異例の企画です。
公開されている曲はこの3曲。
- クリスマスソング
- 高嶺の花子さん
- わたがし
公開期間は2020年6月30日まで。
メンバーからのメッセージも。
この度、back numberの楽曲3曲(「クリスマスソング」「高嶺の花子さん」「わたがし」)のパラデータ(バラバラ音源)を期間限定で無料公開することにしました。
楽器ごとの音源やボーカル音源を使って、自由な解釈で楽曲をリミックス、アレンジしてみて下さい。音楽制作ソフトを操作できる人(玄人)は音の定位をいじって元の音源を再現するもよし、音のバランスを変えて自分色のミックスにするもよし。
もはや音楽制作自体が可能な人(もっと玄人)はオリジナルにはない音や歌を足したり、構成を変えたりして、全くの別物にできたりするので、楽しみ方の可能性は無限大!
もちろんそのような楽しみ方が難しいという人(未来の玄人)でも、楽器ごとの音源を個別で聴いてみることで楽曲の新しい発見(メンバーの弱点含む)があるかもしれません。是非あなたなりの新しい「クリスマスソング」「高嶺の花子さん」「わたがし」を聴かせてください
back numberより
というわけで、DTMを扱う人間からしたら興味深い内容なのはもちろんですが。
back numberファンの人は各パートの音をじっくりと聴けますし、ボーカルの依与吏さんのアカペラを無限ループで聴けるわけですね。
つまりはDTMerにとっても、音楽制作に詳しく無い人にとっても、嬉しい企画であること間違いなしです。
クリエイターにはチャンス?
この企画は、音楽クリエイターにとってはチャンスでもある企画。
メンバーのメッセージにもある通り、オリジナルには無い音や歌を足して全くの別物を創ることが可能になっています。
その上、その作品をYouTubeやSNSにアップすることが可能とのこと。
さらに、ハッシュタグ「#backnumberREMIX」を入れることで、back numberツイッターアカウントやオフィシャルHPに掲載される可能性もあるとのこと。
自分の音楽性、クリエイティブセンスを活かした作品を多くの人に聴いてもらえる可能性が大いにあります。
存在を知ってもらったり、名前を知ってもらうにはチャンスですね。
パラ・データのダウンロード先
パラ・データは、back numberのオフィシャルサイトかUNIVERSAL MUSICのback numberアーティスト・ページからダウンロードすることができます。
≫ back number オフィシャルサイト
≫ UNIVERSAL MUSIC back number HP
その他、オフィシャルの注意事項に関してはこんな感じです。
<音源・動画のアップロードについて> ・YoutubeやSNSに音源・動画をアップする際には、必ずハッシュタグ「#backnumberREMIX」を入れて頂くよう、お願い致します。 ・アップされた音源・動画はback numberツイッターアカウントやオフィシャルHPに掲載させて頂く可能性がございますので、予めご了承下さい。 ・指定期間を過ぎてのSNSや動画サイトへのアップはブロックさせて頂く場合があります。 <注意事項> ・本企画で公開した音源・動画の、ご自身又は他社による商用利用はご遠慮下さい。 ・アップされた音源・動画の使用・収益権はユニバーサルミュージック合同会社が保有します。したがって、音源・動画の公開期間中、再生に伴って広告等の収益が生じる場合は、ユニバーサルミュージック合同会社にて収めさせて頂きます。 ・アップされる音源・動画は第三者の著作権・肖像権・その他知的財産権を侵害していないこと、第三者を誹謗中傷するものでないこと、及び公序良俗に反するものではないことを、必ずご確認ください。万が一、第三者との間に紛争や訴訟が起こった場合であっても、ユニバーサルミュージック合同会社および株式会社イドエンターテインメントが責任を負うことはできません。また、これらの紛争等により、ユニバーサルミュージック合同会社および株式会社イドエンターテインメントに何らかの損害が発生した場合には、損害賠償を請求させて頂く場合がございますので、ご注意をお願いいたします。 ・音源・動画の投稿に際して諸費用が生じた場合でも、ユニバーサルミュージック合同会社および株式会社イドエンターテインメントは負担致しませんので、予めご了承下さい。
浜崎あゆみ「ayuクリエイターチャレンジ」
back numberより先に、浜崎あゆみも2020年5月から「ayuクリエイターチャレンジ」と題して、100曲分のアカペラ音源を無料公開しています。
これらはアカペラ音源なので、完全にクリエイターが1からアレンジしてオケを創り出すものになります。
より難易度は高いですが、よりクリエイターの色が出ますね。
浜崎あゆみは何年も前からこう言った企画をちょいちょいやっていて、若手クリエイターの起用にも積極的です。
いま現場で活躍しているスタッフも、元々このような企画で優秀賞をもらった学生だったとか。
ハッシュタグ「#ayumix2020」をつけて投稿することで、優秀作品が浜崎あゆみYouTube公式チャンネルに掲載されるとのこと。
クリエイターにとってはありがたいチャンスです。
コロナ渦の影響で、時間だけがあり余ってしまっているという状況の音楽クリエイターは要チェックですね。
もちろん数々の名曲のアカペラを堪能できるので、それだけを楽しむのにも嬉しい企画。
アカペラ音源は浜崎あゆみのオフィシャルサイトの特設ページからダウンロードすることができます。
注意事項は以下のとおり。
<注意事項> ・ハッシュタグ「#ayumix2020」をつけて投稿された動画は、浜崎あゆみYouTube公式チャンネルへの自由掲載に同意の上投稿したものとみなします。 ・投稿者は投稿される動画の著作権、肖像権、その他知的財産権について第三者の権利を侵害するものでないことを保証するものとし、当社は何ら責任を負わないものとします。 ・投稿元のアカウントに担当者よりダイレクトメールなどを通じてご連絡する場合がございます。 ・自由に利用して音源制作して頂いて良いですが、浜崎あゆみの作家としての人格権及び実演家としての人格権に抵触すると当社が判断した場合、コンテンツを削除させて頂くことがございます。 ・オフィシャルHPでの無料ダウンロードは、DL数の上限がございます。上限を上回った際、ダウンロードが一時できない場合がございますので、予めご了承ください。 ・本キャンペーンは予告なく終了する場合がございます。予めご了承下さい。
まとめ
というわけで、DTMが一般化された現代ならではの企画だな〜としみじみ思います。
プロがレコーディングした音源をじっくり聴けるというだけでも、色々勉強になりそうですよね。
ただ音楽クリエイターはわかると思いますが、音源データは大きくてかなり重たいので「ちょっと聴いてみようかな〜」といった人も、wi-fi環境やPCの容量と相談しながらのダウンロードをおすすめします(笑)
気になったニュースを紹介してみました。
というわけで、以上です。