ライブでの緊張を和らげる7つの方法【ライブ歴11年で試した結果】
👤「ライブ緊張する、、、この緊張を和らげるために何かできることないですかね。」
こんな悩みを抱える人向けの記事です。
▶︎この記事の内容 ライブの緊張を和らげる方法を、ライブ歴11年の僕が紹介します。
▶︎目次
- 悪い緊張は良い緊張に
- ①とにかく練習する
- ②コミュニケーションをとる
- ③客観視する
- ④ストレッチをする
- ⑤深呼吸を繰り返す
- ⑥会場の雰囲気を知る
- ⑦場数を踏む
▶︎ 記事の信頼性
記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。
初ライブは中3のお楽しみ会。そこから高校、そして本格的なライブ活動などを通して11年ほどライブをやってきました。
楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング 出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など
ライブでの緊張を和らげる7つの方法【ライブ歴11年で試した結果】
緊張は必ずしも、悪いものだとは限りません。
緊張=本番に向けて気が引き締まった状態でもあるからです。
全く緊張感の無いだらけている状態の方がよっぽど問題です(笑)
まずは、緊張していることに焦ることなく「気合い入ってきた~」と思えるようになりたいところ。
ライブでの悪い緊張
では良い緊張感とは逆に、悪い緊張とはなんなのか。
悪い緊張は、おそらく誰もが抱える「失敗したらどうしよう」「見ている人にどう思われるんだろう」という不安から来る緊張です。
いくらポジティブに考えても、これらの悪い緊張はなかなか消え去ってくれません。
ですが、あらかじめの準備などで緊張を和らげることは可能です。
僕が実践してきて効果のあった方法を7つ紹介しますので、参考になればと。
①とにかく練習する
まずは基本中の基本ですが、これは大前提として必要です。
練習でうまくいってないものが、本番のライブでうまくいくはずはありません。
中途半端な練習で、ライブ本番を迎えれば当然「あ〜間違えそう、下手だなって思われるかな」というような不安を抱えることになります。
練習不足なのを、自分自身が一番わかっているからです。
なので「もうこれだけ練習したから大丈夫!」とか「こんだけやって失敗したらもうしょうがない!」と思えるぐらいにまで練習しておくことは間違いなく大切です。
どの分野でも同じですが、事前の準備は確実に当日の自信につながります。
例え実力の半分しか発揮できなかったとしても、元のクオリティを高めておけばそれなりの力は発揮できるのです。
6割しか練習していなければ3割しか出ない力も、10割練習しておけば5割は出せます。
本番をイメージした練習
練習も、ただ何も考えず練習していたのでは意味がありません。
それぞれの曲を練習し終えたのなら、本番の曲順を一度通してみたり、マイクを立てて本番同様のスタイルで練習したり。
本番をイメージした練習をしておくことが大切です。
練習の時と、場所も違えば雰囲気も違うのは当たり前。そのギャップを限りなく小さくすることで「焦り」を最小限に抑えることができます。
②ライブ前にコミュニケーションをとる
緊張している時、誰かとコミュニケーションをとることで緊張が和らぐことはとても多いです。
共演者、スタッフの人などと「いや〜緊張しますわ〜」などの会話をしてみるなど。(あくまで例え)
コミュニケーションをとって笑い合うことで、励ましの言葉をもらえたり、自分の気持ちを共有できたりといった利点があります。
例えば、試験などの面接に行って知らない人がズラ〜っといる中で「緊張しますね、お互い頑張りましょう!」と隣の人とコミュニケーションを取れたら少し心強いですよね。
一人でこわばっていた表情もほぐすことができて、笑うことで結果的に脳もリラックスさせることができます。
ライブで緊張するのは、みんな同じ
僕の初ライブは中3のお楽しみ会。そこから高校、そして本格的なライブ活動などを通して11年ほどライブをやってきましたが、それでも適度に緊張はします。
有名なミュージシャンでもインタビューで「緊張しますね」というセリフをよく吐いています。
大物でも緊張するんですから、我々が緊張しないなんて無理な話なんです(笑)
「あ~緊張する、誰か助けて」と思う気持ちも分かりますが、みんな同じように緊張しているということを思い出して「俺だけじゃないんだ、私だけじゃないんだ」と自信をもってもらえたらと。
③客観視する
これも大切なことですが、一旦自分から離れて考えるてみるのも冷静になれます。
スピリチュアル的なことではなくて(笑) 離れて考えるというのは、客観視してみるということ。もしくはお客さんの気持ちになるというのが分かりやすいかもしれません。
例えば自分が誰かのライブを見に行った時。
「どこで失敗するかな。ちゃんと練習したのかな。MCどこかで噛むかな。」と思いながらライブを見ることなんてないと思います。
普通に楽しくリラックスして、その場の音楽を楽しむかと。
たとえアーティストがミスをしても、それを次の日もその次の日もずっと思い出して気にしているなんていうお客さんは、ほとんどいないはずです。
つまりは、ライブを見にきているお客さんは敵ではなく、みんな味方です。
リラックスをして楽しんで見にきてくれている味方のお客さんを前に、ガチガチでミスを恐れながら緊張することはないのです。
持つべき緊張は「お客さんを楽しませるぞ」という前向きな緊張感です。
④ストレッチをする
緊張をすると、表情もですが身体もこわばって固まってしまう傾向があります。
身体が固まると発声にも悪影響ですし、良いパフォーマンスを妨げてしまうのです。
ですので、ライブ前はゆっくりストレッチをすることをおすすめします。
僕は朝起きた時、ライブ前とルーティン化して実践していましたが毎回、同じ行動をすることで気持ちの安定にも繋がると思います。
ストレッチにはリラックス効果があることは判明しているので、事実論としておすすめです。
⑤深呼吸を繰り返す
こちらもストレッチと同じように、リラックス効果を与えてくれます。
緊張すると、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると心拍数も上がり、余計にドキドキ緊張して、、と悪循環に。
ゆっくり深呼吸して頭を冷やし、落ち着きを取り戻しましょう。
効果的な深呼吸
効果的な深呼吸の方法を紹介します。
①息をすべて吐き出す
まずは、これ以上は吐き出せないというまで息を吐いてください。
②お腹がふくらむように意識して、腹式でめいっぱい吸い込む
吐き出した後は、お腹の下の方に空気が入っていくのを意識しながら吸い込んでください。
口から下っ腹に向かって、一本の管が通ってるイメージをするとやりやすいです。
③8~10秒ぐらいかけて息を全て吐き出す。
吸い込んだ空気をまたゆっくりすべて吐き出してください。
これを2分ぐらい繰り返すと、リラックス効果もある上に、腹式呼吸による発声の準備にもなります。
⑥ライブ会場の雰囲気を知る
初めて出演する会場であれば、会場の雰囲気を知っておくことも大切です。
何も知らずにいきなりステージに上がるよりは、照明の感じやお客さんの雰囲気などをわかっておいた方がベター。
自分がステージに立つイメージをしておきましょう。
対バンであれば他のアーティストのライブの様子を見ておくことも大事ですね。
⑦ライブの場数を踏む
最終的にはこれに限ります。
何事も「経験がモノをいう」という通り、最初のうちは失敗して当たり前なんですよね。
ましてや初ライブなんて、自分の知らない世界に飛び込むわけですので本能的に脳みそが緊張を持たせてくるわけです(笑)
経験を繰り返して、徐々になれていきましょう。
ライブの緊張を和らげる方法まとめ
というわけで、経験上効果が間違いなかった緊張を和らげる方法を紹介してみました。
- ①とにかく練習する
- ②コミュニケーションをとる
- ③客観視する
- ④ストレッチをする
- ⑤深呼吸を繰り返す
- ⑥会場の雰囲気を知る
- ⑦場数を踏む
最初に言ったように、緊張は必ずしも悪いモノではありません。
うまく付き合っていくことで、より良いパフォーマンスを生み出すことが可能になるはずです。
まずは不安にとらえるのではなく、良いこととして考えるようにしていきましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
というわけで、以上です。