【音楽で稼ぐってなんか嫌?】音楽活動マーケティングを発信する理由
こんにちは、オカベケイトです。
beckeblog(当ブログ)何気に40記事以上は書いたみたいなので、ちょっと休憩がてら初めて個人的な主張が強めの記事を。
「お前の話はいい!音楽活動の知識をくれ!」という方はこの記事はスルーして飛ばしてください(笑)
【音楽で稼ぐってなんか嫌?】音楽活動マーケティングを発信する理由
今となっては、バリバリ音楽活動をしている人がとても羨ましいです。
正直言えば、僕も曲を作ってライブをして毎日でも音楽に没頭していたい。
けど、僕はユニットを解散したことで、それをずっと続けることは叶えられませんでした。
なので、せめていま音楽をしている人にはずっと続けていてほしいと思うのです。
でも、そのためには音楽でちゃんと生活できていないといけないのも事実。
だから「音楽活動でのマーケティング」ってすごい大事なのです。
音楽で稼ぐ
アーティストが「稼ぐ」ってなんか嫌な響きに聞こえるかもしれませんが、結果的には音楽に集中できる時間を増やすためでもあり、作品のクオリティを高めることにも直結する。
- 音楽で稼いでバイトを辞めて、制作やコンテンツ創りに集中するだとか。
- レコーディングでより良い音源を作るために、音楽で稼いで良い機材を揃えるだとか。
- 音楽で稼いで、割高でも納得のいくエンジニアとタッグを組むだとか。
ファンの人に届けるものを、より良いものにするために必要なことです。
つまりは、お客さんにより喜んでもらうため、より自分たちの音楽を濃密に届けるために「音楽活動で稼ぐ」ことが大切なのです。
でも、そんな大事な「音楽活動マーケティング」を発信するアーティストはあまりいないですよね。
それは考えれば当然のことで、アーティスト本人が「音楽で稼ぐ」というマーケティングを発信するのはあまり好まれないから。
あくまで、そのアーティストの情熱として湧き出る「アート」を心のままに表現しているのが「アーティスト」であるべき。
それ以外の「音楽ビジネスマン」としての面は、見せれば見せるほど「アーティスト」からイメージが離れていくことに繋がるので大抵の場合は損になるのですね。
つまりは、ちゃんと自立しているアーティストはそのマーケティングを表に出さないために、アーティスト界隈のマーケティング情報はとても少ない。
その結果、あまりマーケティングを意識せずに活動をしているアーティストはとても多い。
事実、僕もユニットを結成したばかりの頃はそうでした。
まるで、アーティストは皆マーケティングなんて考えていないように見えるから。
でも実際はちゃんと考えないといけないこと。
これを知らなかったが故に、夢を諦めるアーティストが続出しているのも事実。
誰が情報を発信するべきなのか
僕自身、少なからず数年間は音楽活動をして、それなりの経験をしてきました。
なので現役バリバリのアーティストが、こういった音楽活動のマーケティングのことを発信できない気持ちはとてもわかります。
そしてありがたいことに、ユニットを組んでいた時は音楽だけで生活をしていました。
多少はいろんな知識を身につけてきたつもりです。
今ぼく自身は本格的な音楽活動からは退いて、マネジメント側に回っています。
だからこそ、発信したいと思っています。
他のアーティストが言えないこと「発信するだけ損」になることを。
もちろん、たかだか26歳の薄っぺらい経験ではありますが、今から音楽を始めようとしている人たちや、始めたばかりのアーティストの役に立てる情報は少しは持っていると思っています。
ぼくが叶えられなかった夢を、他の人たちにも諦めてほしくないですね。
自分が実行できず終わってしまった知識も、すべて発信して誰かに活用してほしい。
どうかこれから音楽活動を始めるアーティストや、いま現在、情報を探し求めている8年前の僕のような人に届きますようにと。
P.S
音楽だけで生活ができていても、僕のユニットは解散してしまいました。
当然、生活できるできないが全てではありません。
ソロ活動の悩みもあれば、ユニットやバンドの悩みもあります。
人が2人以上集まれば、意見の食い違いや考え方の違いが現れるのも当然です。
マーケティングさえしっかりしておけば…というのも危険なので、要注意です。
P.SのP.S
僕自身、今でも数ヶ月に一回程度ですがライブに出演することがあります。
もう本格的な活動はできなくとも、たまに演奏できるだけでもやっぱり楽しいので。
そして、ユニットの時にお世話になった人達とたまに集まれることで、ゆっくり恩を返せたらと願っているので。
でもこうなった今はもう「仕事としての音楽」にはしたくありません。
どうしても現役バリバリの頃のような、100%を届けることが難しいというのもあります。
なので今となっては、発生するチケットバックやCD売り上げなどは全額、次のCD制作。それでも余ればグッズを作ったりして全て使い切っています。
こうすることで結果的にCDもグッズも沢山作れて、盛り上がるかなと(笑)
利益を出さずに、制作の循環が続くのです。
なので現役バリバリを退いたなりに、楽しみ方はいろいろあるかなと思っています。
本当はハモるのが好きなので、メインボーカルが欲しいんですけどね(笑)
今回はちょっとイレギュラーで、個人的な内容の記事になってしまいました。
ここまでお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。