声を出さない!?おすすめボイトレ方法6選【8年かけて試した結果】
こんにちは、オカベケイトです。
今回はちょっと変わった内容で、声を出さないオススメのボイトレ方法を紹介します。
要は良い声を出すための体作りですね。
音楽活動歴8年で色々試しましたが、とても効果的だったものだけ厳選してサクッとおすすめします。
あくまで個人的な感想と、個人的な効果に過ぎないのであくまで参考程度にしておいてください。
声を出さない!?おすすめボイトレ方法6選【8年かけて試した結果】
バリバリにユニットで活動していた頃は週4日ライブとか、GWに5日連続ライブとかよくやっていました。
今思うと明らかに詰め込みすぎですが(笑)
その頃ネックだったのはやはり「声枯れ」ですね。
連続でライブが続くとどうしても喉に疲労感が出てくるものです。
ライブが続くために、声を出してのボイストレーニングはなるべく避けたかったのもあり行き詰まりに。
ですが「どうにかならんもんか」と必死で声を出さないトレーニングを試したところ、発声そのものを安定させることに成功。
声が枯れるスピードを圧倒的に遅らせる、、というより枯れにくくさせることができたのです。
まあ、あくまで自己流に色々試しまくった結果なので真似をしても効果が微妙っていうこともあるかと思いますが、おすすめとして紹介します。
- 室内プールに通う
- ランニング
- 筋トレ
- 毎朝ストレッチ&深呼吸
- バランスボール
- ノンカフェイン、ノンウーロン茶
主に意識していたのは、この5つです。
室内プールに通う
室内プールに限定しましたが、25mプールなどの「ちゃんと泳ぐプール」であれば外であろうとどこでもOK。
プールってダイエットとかスポーツ選手のトレーニングにも使われますけど、それだけやっぱり身体に良いんですよね。
歌を歌う際にも大事になってくる二つの要素
- 体幹
- 肺活量
この二つを鍛えるのにプールはとても適しているのです。
まずプールについたらストレッチをして、大体は歩行コースがあるのでそこを何往復か歩きます。
周りは大抵おじいちゃん、おばあちゃんばっかりなのでちょっと浮きますが、まだ体は浮かないように。
と、僕は歩くことで水の温度に慣れて腹式呼吸を意識する「準備」をしていたわけですが、この水中ウォーキングの効果は謎です(笑)
大事なのは泳ぎですね。
水泳は「浮力・密度・水圧」を利用しながらうまく体を移動させようとするため、インナーマッスルを鍛えるのにもってこいです。
つまりは体幹が鍛えられるわけですね。
この体幹がしっかりしていないと、発声においてもフラフラ安定しない歌声に繋がってしまうのです。
また、水泳においての呼吸は基本的に長く吐いて一瞬で吸うといった呼吸法で、自然と腹式呼吸へと促してくれます。
この呼吸法を身体に染み込ませると自然と腹式呼吸を覚えてくれるため、日常においても正しい呼吸法が身につきやすくなります。
その結果、歌声においてもロングトーンが安定したり息切れがしにくくなったり、安定した発声により声が枯れにくくなったりといった効果が期待できるのですね。
と、同時に肺活量アップにも繋がるため、よりパワフルな歌声になります。
実際、僕はユニット時は週2回ほど室内プールに通っていましたが、たまに少しサボるとライブの時に「声が安定しないな〜」と差が分かるほどでした。
「泳ぎ」というトレーニングが効果的に「声を出さないボイストレーニング」に繋がるので、オススメです。
ランニング
これはもう一流ミュージシャンも行っているので間違いないボイストレーニング法ですね。
足腰の安定は歌声の安定につながります。
体幹との関係性にもつながりますが、土台が安定していなければ当然、その上から出てくる歌声も安定しないわけですね。
大抵のアーティストは程よく足を開いて歌ったり、中には大きく足を広げているアーティストもいますが、やはり下半身が安定していないと太い声は出ないからです。
ランニングによって足腰を鍛えることは、紛れもないボイストレーニングです。
また、個人的におすすめなのはマスクをしてランニングをすること。
コロナでマスクのランニングをする人が増えましたが、まさにあれを何年も前からやっていたわけです(笑)
これはUVERworldのTAKUYA∞さんもオススメしていましたが、マスクをして走ることによって呼吸筋が鍛えられ、また肺活量のアップにつながります。
普通に走るよりも、呼吸器トレーニングとして適しているわけですね。
夏はなかなか暑く苦しいですが、無理のない程度にお試し下さいな。
筋トレ
個人的にはランニング終わりの体が温まった状態での筋トレをオススメします。
体が冷めて固まっている状態より格段に効果があるかと。
ボイストレーニングとしての筋トレに関して、腹筋と背筋はマストですね。
どちらも発声する時には必要な筋肉です。
腹筋の場合は特にお腹の下の方の筋肉を歌では多く使うので、こちらを重点的に。
仰向けで足を伸ばしたまま、上げて下げてを繰り返すことによって鍛えることができます。
ポイントは下げきらないこと。(床に足をつけずにまたあげる。)
腹筋も背筋も20回を3セット、厳しければ2セットはやっておきたいところですね。
筋肉は休む期間を与えてあげて回復する頃にまたトレーニングするのが効果的なので、筋トレは3日に1回ぐらいで十分です。
毎日行うとかえって逆効果になることも。
毎朝ストレッチ&深呼吸
枯れにくい声を作るためには普段からちゃんとした発声をしておく必要があります。
ちゃんとした発声をするためには、ちゃんとした準備をしておくことが大切になってきます。
体がガチガチだと、リラックスして声を出せないので結果的に腹から声が出ないのです。
寝てる間、人は何時間と同じ姿勢で固まっているので、当然ですが起きた時はカラダは固まっています。
しっかりと毎朝ストレッチをすることが大事です。
この時に、お腹の下の方へと息を吸い込んで、そこからまた息を吐き出す「腹式呼吸」を意識しながらストレッチをするとさらに効果的。
経験上、朝の時点でこれをちゃんとやっておくかどうかで、その日1日の声の枯れ具合は大きく変わってきますね。
バランスボール
水泳の話の時にも出てきましたが、安定した発声には安定した体幹が必要不可欠です。
ミュージカル俳優なんかが入念に体幹を鍛えているのも、そのためですね。
バランスボールはまさに体感を鍛えるのに適しているので、ひとつ持っておくといいかもしれません。
僕はテレビを観ている時なんかは、よくバランスボールに乗っていましたね(笑)
そういった「ながら鍛え」ができるので、バランスボールは歌を歌う人以外でもまあ身体にいいのは間違い無いですよね。
いろんな種類がありますが、オススメはAmazone限定の「プリマソーレ」が空気入れもついてくる上に、他より安いので最高でした。
【Amazon限定ブランド】プリマソーレ(primasole) フィットネスボール 45cm インディゴブルー 空気入れ付き バランスボール フィットネス PSS91NH055
ノンカフェイン、ノンウーロン茶
コーヒーなどのカフェイン系は、歌を歌う際のノドにはあまり良くないとされているため、ライブ当日などはあまり飲まないようにしていました。
また、ウーロン茶に関しては脂を分解するため、喉の潤いもすべて持っていかれます。
これも歌を歌う人にとってはNGですね。
まあ、普段から神経質に気にする必要もないとは思いますが僕はほぼ毎日、常温の水オンリーでした。
声を出さないボイトレ方法まとめ
というわけで、声を出さないボイトレ法をサクッと紹介しました。
まとめると、
- 室内プールに通う
- ランニング
- 筋トレ
- 毎朝ストレッチ&深呼吸
- バランスボール
- ノンカフェイン、ノンウーロン茶
プールに関しては、近くにあるかどうかなど難しい場合もあるかもしれませんが、それ以外は基本的に気軽にできそうなものばかりです。
「もうとっくにやってるよ!」っていう声もありそうなぐらいですが(笑)
やったことなかったものがあれば、是非試してみてくださいね。
参考になれば何よりです。
というわけで以上です。