【効率UP】Frekulは面倒くさがりアーティストにオススメです
👤「オーディション探したり、サブスク配信のあれこれ決めたり、契約の手続きがあったり、アーティストって色々面倒くさーい。もうその辺にかける時間は極力省いて音楽に集中したい。」
→こんなアーティストにFrekulをオススメします。
▶︎この記事の内容 アーティストの手間を省いて効率UPさせてくれる「Frekul」というサービスを紹介します。
▶︎目次
- Frekulとは
- カラオケ配信サービス
- スマートオーディション
- SHOWROOM公式アカウント配信
- SimpleBGM
- 音楽配信サービス
▶︎プロフィール
記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。
楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング 出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など
【効率UP】Frekulは面倒くさがりアーティストにオススメです
Frekulは、オリジナル曲を持っているアーティストの宣伝をしてくれたり、収益化する仕組みを提供してくれるサービスです。
そのサービス内容も多種あり、どれもインディーズアーティストにとっては嬉しい内容になっています。
また、収益の管理なんかも画面上で確認できるので事務作業の効率化にも繋がりますね。
という感じでFrekulの主なサービスを紹介します。
カラオケ配信サービス
まず、Frekulをおすすめするポイントとして「JOYSOUND うたスキ ミュージックポスト」にオリジナル曲を入れてくれる代行サービスがあるところ。
Frekulの「カラオケ配信サービス」というサービスを使えば、誰でもオリジナル曲をJOYSOUNDで配信することができます。
「JOYSOUND うたスキ ミュージックポスト」は自分でオリジナル曲を入れることも可能なのですが、歌詞のテロップなどを編集する作業が非常に複雑です。
Windowsの専用ソフトを使うのですが、正直この作業が挫折するレベル。
映像系の学校に通っていた僕ですら心折れそうになる作業です(笑)
そこで、そういった面倒な作業をすべて代行してくれるのが、このFrekulの「カラオケ配信サービス」なのですね。
契約などもペーパーレス化されており、アーティストの負担を最小限にまで抑えてくれています。
ただ、本来であれば何日間もかかるような手数を省いてくれているため、当然ですが手数料はかかります。
カラオケ配信の手数料、具体的にはこんな感じ。
<印税あり> 19,000円 <印税なし> 14,000円
※既にJASRACなどに楽曲を申請している人は、14,000円プランを選ぶ形になります。
印税あり
印税ありというのは名前でわかる通り、アーティストが印税を受け取れるプランです。
単純に自分の曲がカラオケで多く歌われる見込みがある場合は、印税ありのプランを選択するのがオススメですね。
印税なし
印税なしは、印税を受け取れるサービスが無いプランになります。
カラオケ印税は一般的に、1回歌われてアーティストに入るのは1~3円と言われています。
仮に3円だとしても「印税あり」プランにするための+5,000円分を回収するのには1,666回歌われる必要があります。
この回数を歌われる見込みがない場合は、「印税なし」のプランを選ぶ方がコスト面では賢明かもしれないですね。
その他、カラオケ配信に関してはこちらの記事に詳しく書いています。
スマートオーディション
スマートオーディションは簡単にいうと、とてつもなく楽にオーディションのエントリーができるサービスです(笑)
一般的にオーディションは、レコード会社や事務所など募集をしている期間や宛先などはもちろんバラつきがありますし、用意する物も多くあります。
すべてにエントリーするとなると、結構な手間と時間が必要になるのです。
「オーディションなんて、手間ひまかけるのが当たり前だろう」という声もあると思いますが、音楽に1分1秒でも多く時間を注ぎ込みたいアーティストにとっては苦痛となる場合も。
それらの手間を一気に解消してくれるのが、この「スマートオーディション」です。
手順はとてもシンプルで、アーティスト情報と曲の情報、業界の方へのメッセージを添えて、楽曲をアップロードするだけです。
一度、エントリーしてしまえば放っておくだけで、業界の人がその曲を聴いてくれるというわけですね。
その上、嬉しいのは業界の人が聴いてくれるとアーティストに通知が来るところ。
実際に業界の方に聴かれると、こんな感じで通知がきます。
この通知をクリックすると、実際にどのレコード会社や音楽事務所の人が聴いてくれたかがわかるようになっています。
メールでの通知も設定できるので、いつ誰が自分の曲を聴いたかがリアルタイムでわかるという嬉しいサービス。
普通のオーディションだと「聴いてくれたかな〜」と気にはなるものの、確かめる術なんて無いところ。
ましてや「聴いてすらもらえてないのでは?」と心配になることも多々ありますよね。
そういったモヤモヤをこのオーディションは解決してくれます。
提携先はこんな感じ。
- AI kNow Records
- ARTIMAGE INC.
- L-breed
- empassy
- GMA
- KYODO OSAKA
- キングレコード
- STYRISM
- SENNHEISER
- ソニーミュージック
- VAP
- HIP LAND MUSIC
- Being
- ポニーキャニオン
- PONYCANYON ARTISTS INC.
- Rainbow ENTERTAINMENT
- WAO AGENCY
ちなみに、音楽事務所やレーベル以外にもイベンターやエージェントなどが提携先に含まれているため、既にレコード会社や事務所と契約している人でも様々な案件の契約に役立つオーディションになっています。
可能性の幅が広がる上に、とても簡単なエントリーなので登録しておくべきですね。
SHOWROOM公式アカウント配信
これからSHOWROOMの配信を始めようと思っているアーティストにはおすすめ。
既にSHOWROOMアカウントを持っている方もエントリーできます。
Frekul経由でSHOWROOMに登録をすると、Frekulを運営するワールドスケープ社が公式オーガナイザーとしてバックアップをしてくれるというサービスです。
具体的には、こんな感じのサポート体制。
- 通常のアマチュア枠ではなく、ミュージック、アイドル、タレント・モデル、声優・アニメ、お笑い・トークといったカテゴリで公式アカウントとして配信可能。
- SHOWROOMオーガナイザーとして、ワールドスケープの専門スタッフがLINEで全面サポート。
- 何回配信して、売上はいくらなのか?上げるにはどうしたらいいのか?などが毎日確認できる独自システムあり。
サポート体制はしっかりとしているので、一人で一般枠で始めるよりは効果が見込めそうですよね。
生配信アプリをオススメする理由に関しては、したの記事に書いています。
SimpleBGM
SimpleBGMは自分のオリジナル曲がBGMとしてお店などで流れた場合に、その利用料がアーティストに還元されるというサービスです。
このサービスの利用手順もとても簡単。Frekulに楽曲をアップロードして握手マークの「利用許可」ボタンを押しておくだけです。
BGMのためインストの楽曲が相性が良いとのことですが、歌ものの僕でも楽曲を登録して1ヶ月経たずで2曲利用されていました。
具体的な還元額は公表されていないため、一応伏せておきました。
とにかく簡単なのでこちらもオンにしておくことをオススメします。
音楽配信サービス
音楽配信は「LINE music」や「Apple Music」などのストリーミングサービスやダウンロードストアにオリジナル曲を配信できるサービスですね。
Frekulの場合は無料で、これらのサブスクと呼ばれるサービスにオリジナル曲を配信することが可能です。
その代わりアーティストへの還元率は60%なので、他のデジタルディストリビューターと比べると少し低め。
また、配信日の設定などの細かなところも現在は決められません。
面倒な細かな設定を極限まで省いて、アーティストの負担を減らしているという見方もできますね。
「配信日とかは気にしないから、なるべくネットの面倒な作業は省いて手っ取り早く配信させてくれ。その分、手数料多めにとってくれていいから!」
というアーティストにはFrekulが一番だと思います(笑)
なにしろ無料ですし「カラオケ配信」や「スマートオーディション」など他のサービスもあわせて使う場合には、Frekulひとつで全てを管理して確認ができるので、結果的に効率もアップですね。
その他、音楽配信サービスの徹底比較に関しては下の記事に書いています。
Frekulまとめ
という感じで、全体を通してFrekulは「アーティストの手間を省いてくれる」と言ったところが一番のメリットかなと。
基本的にはどのサービスもとてもシンプルで登録も簡単です。
ネット系に弱い人や、PC作業に時間を割きたくない人は「Frekul」があっているかなと思います。
また、カラオケ配信やスマートオーディション、SHOWROOMなどのサポートが1つのサイトで全て利用できるのも強いですよね。
「とりあえず自信作だけアップロードしておいて、スマートオーディションにエントリーしておく」といった感じでどれか1つでも利用するために登録しておくのもありだと思います。
可能性の幅はどんどん広げておいて、種をまいておきましょう。
というわけで、以上です。