アーティストがDTMを覚えるとメリットしか無い話【スキルアップ】

レコーディング 楽曲制作 編曲 音楽活動

👤「DTMはできた方が良いって言われるけど、DTMができると何ができるんだ?」

→こんな疑問に答えます。

▶︎この記事の内容
 
DTMができるようになると、何ができるのかを簡単に紹介します。

▶︎目次

  • 自分で音源を作れる
  • CDを作れる
  • サブスク配信できる
  • YouTubeに載せられる
  • TwitterなどのSNSに載せられる
  • ライブ音源も録音できるようになる
  • 更にDTMを勉強すれば出来ること

▶︎プロフィール

記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。

DTM歴は6年ほどです。

楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング
出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など

アーティストがDTMを覚えるとメリットしか無い話【スキルアップ】


「そもそもDTMってなんぞ?」というと「デスクトップ・ミュージック(Desk Top Music)」の略のこと。
つまりは、パソコン上で音楽編集ソフト(DAW)などを使って音楽を編集したりすること全般を指します。

beckeblog(当ブログ)では「シンガーソングライターやユニットはDTMの勉強をした方がいい」ということを何度も言っているDTM推奨ブログです(笑)
やはり、DTMを勉強すれば、自分で音源を作れるというところが最大のメリットかなと思います。

バンドとなると、ドラムなどの録音が少し大変なのですがシソングライターであれば間違いなくDTMは勉強しておくべきですね。

なにせ無料で始められるので、どんなもんだ?とお試し感覚でも。

自分で音源を作れる


自分で音源を作れるようになると、どんなことができるかというと。

  • CDを作れる
  • サブスク配信できる
  • YouTubeに載せられる
  • TwitterなどのSNSに載せられる
  • ライブ音源も録音できるようになる

ざっとあげてもこれぐらいは可能になるのではないでしょうか。

特にレコーディングは、レコーディングスタジオを借りてプロにお願いすると数十万円は吹っ飛びます。

それこそDTMを勉強しているセミプロみたいな人に頼んでも、1曲数万円、アルバムでは二桁万円になってくるかと。
レコーディングってお金かかるんですよね。

これを自分で出来るようになれば、単純にそこにかかる費用もゼロになるためオススメ以上に、オススメです。

CDを作れる

音源が作れれば、あとはディスクさえあればCDが作れます。
プレス業者に出しても良いのですが「そんなに枚数いらない」というアーティストは手作りでも全然OKだと思います。

時間はかかりますが、パソコンにCDドライバーを設置して1枚1枚焼いていくことも可能です。

また、CDラベル(盤面)に関しても家庭用のプリンターで印刷ができますし、シール型で貼れるようになっている印刷用紙もあります。
専用の印刷用紙には専用のソフトが無料でついているものがあるので、そのソフトで盤面をデザインすればOK。

小ロットでコストをかけずに生産できますね。

オススメのCD-R

個人的にオススメはこれ


Verbatim バーベイタム 1回記録用 CD-R 700MB 50枚 レコードデザイン 48倍速 SR80PH50V1

もともと盤面がレコードのデザインになっているCD-R。
この見た目に惚れたのが始まりですが、さらに嬉しいことに自分でデザイン・印刷の必要がないという点。

時間やインク代などの費用まで見事にコストダウン。

サブスク配信できる

今はこちらが主流になってきてますからね。

現在ではオリジナル曲があれば、誰でも無料から音源を配信リリースすることが可能になっています。

つまりはその音源さえも自分で作れるようになれば、レコーディングから配信リリースまで全てを無料で行うことができてしまうのです。
恐ろしい、、、。

もちろんCDほどの還元率とまではいかないと思いますが、チリも積もれば効果で馬鹿にならないですよ。

特にサブスクは曲数が多ければ多いほど再生された分、収益が入ってきますので、その曲数を自分でバンバン量産できれば強いですよね。

サブスク配信に関しての詳しいことは、したの記事に書いてあります。

YouTubeに載せられる

これは想像できると思いますが、音源さえあればYouTubeに楽曲を載せることは可能です。
ジャケット写真やアーティスト写真に歌を重ねる形でもアップロードは可能なので、難易度は低いですね。

YouTubeの再生回数アップに関しては、下の記事にまとめてあります。

TwitterなどのSNSに載せられる

よくある「歌ってみた」とか、「カバー動画」などなど。

iPhoneに向かって歌った動画を載せるというパターンがとても多いですが、この音源にDTMで作った音源を使った場合。

  • 「楽器と歌のバランスが良い!」
  • 「リバーブ(エコー)が気持ち良い!」
  • 「とにかく音が良い!」

という風になります(笑)
一歩上の動画を載せることが可能になってくるわけですね。

後から、気に入らない所だけ録り直しをするなども自由自在なので、クオリティは格段と上がります。

DTMで音源ができたら、それに合わせて歌っている動画を録れば良いのです。
後々その2つを合わせて、投稿すれば終了。
iPhoneとの距離などを気にする必要がないので、映りも自由に録画ができます。

これぐらいの作業なら慣れれば1時間もあればできますね。

ライブ音源も録音できるようになる

DTMの操作がわかれば、自然とライブ音源も録音できるようになります。
ライブ音源が録れれば、ライブ音源CDや、映像とMIXしてクオリティの高いライブ映像も作れます。

ライブ映像もスマホのマイクで直接録音されたものだと音割れを起こしていたり、、、YouTubeに上がっているものでも意外と多いです。

そういった心配も無く、しっかりバランスのとれた綺麗な音にできるので便利ですよ。
なんなら後からリバーブの量を調整したりなんてこともできてしまうので。

ライブ音源に関しても、詳しい手順などは下の記事にまとめています。

更にDTMを勉強すれば出来ること


高いレベルまでDTMを極めると、今度は他のアーティストのレコーディングやアレンジの仕事をすることができます。

DTMスキルはまだまだ需要が多くあるので「ガチガチのプロに頼むお金はないけど、ある程度はDTMに詳しい人にレコーディングをお願いしたい!」というニーズに応えることができるのです。

今ではランサーズココナラ、タイムチケットなど自分のスキルを販売できるサービスが多数あります。
それらをうまく活用することで、DTMも立派な仕事になるわけですね。

≫ ランサーズ

≫ ココナラ

≫ タイムチケット

まとめ


という感じでDTMは勉強した方が良いということを改めてプッシュしました。

クオリティの高いものを求めると、プラグインと呼ばれる後付けの機能だったりを使うのでお金がかかりますが、それでもその先のことを考えたら安い投資です。

YouTubeにもレクチャー系の動画はゴロゴロ転がっているので、ぜひ毎日少しずつでも勉強することをオススメします。

DTMを始めるのに必要なものは下の記事に書いてあります。

というわけで、以上です。