YouTube活用法・多くの人に観てもらうには【再生回数UP!】

YouTube 音楽マーケティング

👤「YouTubeで自分の曲をもっと知ってほしいな~どうやったら聴いてもらえるんだろう。」

こんな疑問に答えます。

▶︎この記事の内容

YouTubeで新しい人に曲を聴いてもらい再生回数をアップさせる方法を紹介します。

▶︎目次

  • 知ってもらう方法
  • カバー曲をあげる
  • 話題性のあるMVをあげる
  • 概要欄の重要性
  • YouTubeから横展開

▶︎ 記事の信頼性

記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。

楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング
出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など

YouTube活用法・多くの人に観てもらうには【再生回数UP!】


以前に「効果的にMVの再生回数をUPさせる方法【YouTube動画広告】」という記事を書きました。

こちらは比較的、安価な広告費を払って効果的な広告を打つといった内容でした。
ですが正直「やっぱり、YouTubeはお金をかけずに知ってもらいたい」といった声もあるかと思います。

そこで、どうやったらYouTubeを使って自分たちのことを知ってもらえい再生回数をアップできるかというところにフォーカスしたいと思います。

知ってもらう方法


YouTubeにMVをあげたとしても、そのアーティストのことを知らない人がそのMVにたどり着くことはなかなか難しい話です。
ただ、ポンと載せておくだけではあまり意味がないのです。

例えば、企業も商品を作ったら制作と同じくらいお金をかけて宣伝をします。
同じようにアーティストもMVを作ったらそれを知ってもらう努力をするべきなのです。

では、YouTubeを使って自分のことを知ってもらい再生回数をアップさせるにはどうすれば良いか。
YouTubeで知ってもらう方法は、やはりこの2つが一番可能性があるかなと。

  • ①カバー曲をあげる
  • ②話題性のあるMVをあげる

ただ、この2つにおいても、ただやみくもにあげればいいと言うわけではありません。
ちゃんと効果の大きいやり方があります。

順番に見ていきましょう。

①カバー曲をあげる

まずは、カバー曲をあげる方法。

YouTubeで、有名なアーティストのアーティスト名や曲名で検索する人は当然とても多いです。
その検索によって、見つけてもらう方法です。

まず、自分のことを全く知らない人との「接点」を作らないことには何も始まりません。
検索や関連動画でひっかかったカバーを聴いてもらい、気に入ってもらえば「この人は誰なんだろう」「オリジナルもあるのかな」と思ってくれて、関連動画に上がってくるMVなんかも観てくれるかもしれません。

このカバー曲をあげる方法は今や色んなアーティストがその効果を実感し、実践している内容です。

「じゃあその中で、他に埋もれないようにするためにするには?」
といったところで大事になってくるのが、この3点です。

  • スピード感
  • オリジナリティ
  • スキマを狙う

スピード感

ここでいうスピード感は、テンポ・BPMのようなことではなく「楽曲がリリースされたばかり」など、まだ世の中に音源やカバー動画が出回っていない時期を狙うスピード感です。

特に本人の音源やMVがフル尺で公開されていない曲などは、カバーを載せることで再生されるチャンスが非常に多くなる傾向です。再生回数アップにつながります。

オリジナリティ

原曲を忠実に再現して演奏するのも勿論いいのですが、どうしても他の人たちと同じような位置づけになってしまったり「なら本人の音源でいいや〜」となってしまったり。

せっかくカバー動画をあげるのであれば、独自のアレンジを大幅に効かせた他に類を見ないカバー動画をあげた方が興味を持ってくれる確率と、定期的に観に来てくれる確率がグッと上がるかと思います。

スキマを狙う

YouTubeにおけるスキマというのは「あの曲、あんまりカバーされていないな〜」といった曲のことです。
有名なアーティストでも少しマニアックな曲や、インディーズのアーティストなど、まだまだカバーされていない曲はあるかと思います。

これらをカバーすることで、検索結果の上位に表示される可能性も聴いてもらえる可能性もグッと上がります。

ただ、なぜカバーされていないかというと当然「検索する人があまりいない」からです。
多く検索されるような有名曲だったら既にたくさんの人がカバー曲を上げています。

そのため、競合が少なくて見つけてもらえる可能性は上がりますが、そもそも検索する人があまりいないため効果は低い。といった欠点があります。

②話題性のあるMVをあげる

MVはうまく利用することで、プロモーションにおいて大きな効果を発揮します。

例えば「岡崎体育」なんかは「MVあるあるのMV」を作ったことで大きな話題を呼び、拡散されました。
こういった話題性のあるMVを作ることも1つの手になるわけです。

ですが、こういったMVもただ載せておくだけではやはり意味がありません。
知らない人に、知ってもらわないといけないわけですね。

そのために必要なことをあげると。

  • プレスリリース
  • カバー動画からの流入
  • YouTube広告(有料じゃん)

プレスリリース

このプレスリリースは何かというと、テレビやラジオ、雑誌やWEBメディアの記者に「こんなニュースありまっせ〜」とお知らせをする文書のことを言います。

各メディアの記者は常日頃「何か面白い話題は無いか」と取り上げるネタを探し回っています。

そんなところに「世界一テンポの遅い曲のMV作りました」といったプレスリリースが舞い込んできたら「なんだそりゃ?」と興味を持ってくれるかもしれません。

実際に音楽系で言うと「音楽ナタリー」などが公式サイトの下部に「提供募集」といった項目を載せています。

こんな感じでプレスリリースは誰でも出すことが可能です。

話題性のあるMVを作れたのであれば、こういったところにバンバンお知らせをしない手はないです。

ちなみにプレスリリースに関してはこちらの記事で詳しく書いてあります。

カバー動画からの流入

こちらは先ほどと同じように、まずはカバーで知ってもらってからMVに興味を持ってもらうルートです。

やはり、オリジナルのMVやライブ映像だけを載せていても新しい人に観てもらえる確率は低いです。

YouTube広告(有料じゃん)

この記事の最初で、「お金をかけないで」といったにもかかわらず有料です(笑)
ですが、仮に話題性のあるMVを作れたとしたら、お金をかけてでもYouTube広告を出すメリットはとても大きいと思います。

そもそもYouTube広告とは、普段YouTubeを見ていると冒頭などに再生されるあの広告です。5秒後にスキップできるアレです、

あの広告は1日500円とかからでも出せるので、インディーズアーティストでも広告を打てるのです。

更にYouTube広告の優れているところは、細かなターゲットを絞れるということ。
例えば「岡崎体育」と検索した人だけに広告を表示。なんていう設定も出来てしまいます。

このYouTube広告を使って、MVに興味を持ってくれそうな層に広めるのも一つの手です。

概要欄の重要性


さて、カバー動画やMVまでたどり着いてくれたとして。
次に大事なのが動画の「概要欄」です。

ここにしっかりとアーティストのプロフィールや情報を載せておくことで、興味を持ってくれた人のアクションを促してあげることができます。

ホームページやSNSへのリンクはもちろん、メルマガやLINE公式アカウントへのリンクもいいかもしれません。

ただ、せっかくならもう一押しが欲しいところ。

「LINE公式アカウントに登録で音源1曲プレゼント」など、「じゃあ登録してみるか」と思ってもらえるような工夫は大事です。
登録してくれた方には「ライブ初回無料クーポン」をプレゼントして今度はライブに来てもらえるよう工夫するなどなど、、、。

目標を決めてそこから逆算して、導線を作っておくことで効果が全く変わってきます。

YouTubeから横展開


YouTubeでカバー動画やMVを載せたら、他のSNSにも載せて効果を倍増させましょう。
ですが、ここでもただリンクを載せればいいというわけでもありません。

例えばTwitterであれば、YouTubeのリンクが貼ってあっても正直クリックするのは少し面倒に感じます。
僕もそうですが、Twitterユーザーはそこから違うページに飛ぶことを嫌うわけですね。

オススメの方法としては、 TwitterはTwitter用にYouTube動画のダイジェスト版もしくはショートバージョンを載せておく。
経験上Twitter上で再生できるようにすることで、見てもらえる確率はグッと上がります。

そこで興味を持ってもらえればYouTubeのフルバージョンに飛んでくれる可能性も上がってくるという流れですね。

まとめ


YouTubeは一度でも動画を載せてしまえば、24時間365日そこで歌ってくれます。
アーティストが寝ている間も、全国で再生してくれた人に歌を届けることができるのです。

路上ライブでこれをやるのは当然、不可能です。
多くの人に知ってもらう目的として活用しない手は無いですね。

他のSNSと併用しながらうまく利用していきましょう。

というわけで、以上です。