アーティスト公式LINEスタンプは簡単に作れる【収益なしに限り】
👤「LINE公式アカウントは作ったけど、その中で使えるアーティストのオリジナルLINEスタンプなんてあれば面白そう。けど、やっぱ作るのって面倒なのかな~」
こんな疑問に答えます。
▶︎この記事の内容 LINEスタンプを誰でも簡単に作れるアプリ「LINE creators studio」を紹介します。
▶︎目次
- LINE Creators studioとは?
- LINEスタンプの作り方
- LINEスタンプ販売後
▶︎ 記事の信頼性
記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。
楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング 出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など
アーティスト公式LINEスタンプは簡単に作れる【収益なしに限り】
先日「メルマガは時代遅れ?アーティストもLINE公式アカウントを!」という記事を書きました。
そこで今回は更に具体的なコンテンツ案として「LINEスタンプ」の作り方を紹介してみたいと思います。
「LINEスタンプ」の販売が流行り始めた頃は、制作をデザイナーに頼んだり編集ソフトでイラストを書いたり編集したり、なかなか大変そうなイメージでした。
ですが「LINE creators studio」というアプリが登場してからは誰でも簡単に作れるようになっています。
もう既に作っているアーティストも多いかと思いますが「まだ作ってないよ」という人は無料で作れるのでぜひおさえておきましょう。
と、言いたいところだったのですが!
残念なことに「LINE creators studio」で作成したスタンプは2019年6月以降、販売しても制作者に分配金が入らなくなってしまったのです、、、。
つまり、グッズとして売り出すことは出来てもアーティストの収入にはならないのです。
LINEスタンプを収入源のグッズ化として分配金をもらうためには、従来の「LINE Creators Market」を使わなくてはいけません。
この従来の「LINE Creators Market」は編集済みの画像をアップロードする必要があるため、Photoshop等の別の編集ソフトでスタンプ用の画像を作らないといけなくなってしまいます。
「パソコンはちょっと、、、」というアーティストにとってはハードルが上がりますね。
ただ、LINEスタンプはセット単価で120円程です。そのうち制作者に分配されるのは35%なので約40円ほど。
20セット売れても1,000円いかないぐらいの分配率なので大量に売れる見込みがないと、労力だけがかかってしまいます。
そこで、コンテンツとしての使い方を
ですので、ココは考え方を変えて、LINEスタンプをグッズではなく「アーティストのLINE公式アカウント」を盛り上げるためのコンテンツの一つにしちゃうというのもありなのではないでしょうか。
もちろん画像編集が強い人や、デザイナーに制作を頼む余裕のあるアーティストは「LINE Creators Market」で収入ありのグッズ化して販売するのもアリだと思います。
ですが、今回は誰でも簡単にスマホでスタンプを作れる「LINE creators studio」で、気軽にアーティストLINE公式アカウントの中身を充実させる。といったテーマで紹介をしたいと思います。
LINE CREATORS STUDIOとは?
ひとまず、LINEスタンプを簡単に作れるアプリ「LINE Creators studio」の内容を紹介します。
機能
- 編集ソフトなどは必要なく「LINE Creators studio」のアプリだけで作成から申請まで行うことが可能
- カメラで撮った写真に、好きなメッセージを書き込んでオリジナルスタンプがつくれる
- フィルター機能を使うと、描いたイラストや写真を好きなテイストに変えられる
- イラスト機能を使えば、絵を描くこともできる
種類
LINEスタンプは最少でも8個で1セットです。
なので最低でも8種類はスタンプを作らないと販売できません。
審査
LINEスタンプとして出しても問題ない内容かどうかの審査に、5〜7日間程度かかります。
使いたい希望日などがある場合は、余裕をもって制作しておきましょう。
くはしくは「スタンプ審査ガイドライン」をご覧ください。
LINEスタンプの作り方
作り方はシンプルで操作しやすいので、本当に誰でもできちゃいます。
LINEスタンプ作成の手順
1.+ボタンからスタンプ作成を開始。
2.アルバム、カメラ、イラストを選択します。
3.「イラスト」を選ぶとイラストが描けます。イラストの内側は必ず塗りつぶしを。塗りつぶしていないと審査で落とされます。
4.カメラロールを選択すると、自分の写真フォルダから写真を選択できます。切り抜き方法は「自動きりぬき」「なぞる」「デコフレーム」「かたち」「消しゴム」の5種類。切り抜かない場合は「スキップ」もできます。
5.「かたち」で好きな形を選択して、切り抜きたい部分をタップすると、簡単に切り抜きができます。
6.「なぞる」では、切り抜きたい部分を指でなぞって囲みます。なぞった後、画像を拡大・縮小・回転しながら微調整できます。
7.「消しゴム」は必要ない部分を消すことができます。消しゴムのサイズ(消す範囲)は、スライダーを左右に動かして調整できます。
8.「デコフレーム」では、いろんなデザインのフレームで画像を切り抜くことができます。フレームは「追加」からダウンロードできます。
9.「自動切りぬき」を使うと、スタンプにしたい部分の少し外側を囲むだけで背景を自動で切りぬいてくれます。一度切りぬいた後も、いらない部分を消したり戻したりしながら、何度も調整することが可能。
10.スタンプにする画像のサイズや角度を調整します。
11.テキスト機能を使えば、好みのフォントや色のテキストを追加できます。フォントは[追加]からダウンロードできます。
12.プレビューで確認ができます。
13.スタンプ情報の登録画面では、タイトルや説明文、メイン画像を選択できます。
14.「販売申請」をタップします。販売するためには最低8個以上のスタンプが必要です。スタンプは、8個、16個、24個、32個、40個を1セットとして販売できます。
LINEスタンプ販売後
審査期間を経て販売が開始されると、制作者本人は無料でダウンロードすることができます。
自分のアーティストの「LINE公式アカウント」でバンバン使用して行きましょう。
ちなみに特定のユーザーのみにスタンプを公開する場合は、申請時に、[プライベート設定]で「LINE STORE / ショップ非公開」を選択しましょう。
この設定をしない場合は「LINE STORE」にもスタンプが並びますが、今回の制作方法では購入されても制作者に分配金は入りません。残念(笑)
まとめ
というわけで、誰でも簡単にLINEスタンプを作れる時代ですね。
残念ながら、収入源のグッズとして売り出すには従来の「LINE Creators Market」で少し専門的に取り組む必要がありますが、LINE公式アカウントを盛り上げるという目的では「LINE creators studio」で気軽に簡単に作ってみるのもありかなと思います。
また、ファンの人がスタンプを普段使いしてくれれば、アーティストを思い出してくれるきっかけにもなったり。
「何そのスタンプ〜?」「実はこれね、、」なんて知らないところでアーティストを知ってもらうきっかけにもなるかもしれません。
「簡単に作れるなら作りたい」という人は、収入という目的ではなく話題性・コンテンツとして導入してみましょう。
なんだかんだ僕も、この記事の説明用に作っちゃいましたし…(笑)
でも本当に簡単なので3、40分ほどで作り終えちゃいました。
アーティスト以外でも、例えば申請時に設定を「プライベート設定」にすれば、家族内やカップル間だけでよく使うフレーズなんかをスタンプにすることもできちゃいます。
「20時に帰ります。」とか「ゴミ出しよろしく〜」とか、、、
ただ、制作者以外の家族はダウンロードに120円かかります(笑)
そんな感じで、何か参考になれば嬉しいです。
というわけで、以上です。