インディーズアーティストが出来る宣伝方法まとめ9選【注意点も】
👤「いろんな人に自分達のことを知ってもらいたいけど、何をすればいいんだろう~。自力でできることがあれば教えて欲しい。」
こんな疑問に答えます。
▶︎この記事の内容 インディーズアーティストが身ひとつで出来る宣伝の方法を9つ紹介します。
▶︎目次
- ①路上ライブ
- ②商業施設などのオープンスペースでライブ
- ③YouTubeやSNSでカバー動画を発信
- ④話題性のあるMVを作る
- ⑤YouTube広告を出す
- ⑥生配信アプリを使う
- ⑦音楽系アプリ「nana」を使う
- ⑧プレスリリースを出す
- ⑨メリットのある対バンをする
▶︎ 記事の信頼性
記事を書いている僕は、フリーランス音楽活動歴8年ほど。
路上からスタートして、タイアップをとったり音楽だけで生活したりといった経験をしてきました。
楽曲:テレ朝系、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』テーマソング 出演:NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』など
インディーズアーティストが出来る宣伝方法まとめ9選【注意点も】
バンドやユニット、シンガーソングライターなど活動形態によって適切な宣伝方法は変わってきます。
ですが、共通する部分も多いとは思いますので何か参考になれば嬉しいです。
では早速。
①路上ライブ
路上ライブは実績が無くても誰でもできるので、ユニットやシンガーソングライター等はライブデビューにも最適ですね。
バンドでも演奏場所によってはアコースティックバンドとして、臨機応変に対応しているアーティストは多いです。
できれば路上ライブまでに、自分たちのSNSやLINE公式アカウント(メルマガ)のQRコードを載せたフライヤーを用意しておきましょう。
それっきりではなく、次回のライブ情報などを発信してリピーターになってもらうためには必要不可欠です。
その他「路上ライブのすべて」については下の記事で書いてあります。
②商業施設などのオープンスペースでライブ
ショッピングモールでのライブは、お客さんも時間に余裕がありますし音響もそれなりに揃っていて、とても魅力的です。
また、路上ライブのように雨が降ったり注意されることで中止になる心配がないので、時間を無駄にする心配も0。
ただ、チケットバックや出演料(ギャラ)などはほとんど出ないため、CD等の物販を用意してから開催した方がベターです。
ショッピングモールでのライブ手順については下の記事で書いてあります。
③YouTubeやSNSでカバー動画を発信
ネット上で、全く知らない人がいきなり自分のオリジナル曲に興味を持ってくれることは、そうそうありません。
自然と聴こえてくるライブと違い、「再生」を押してもらわないといけないため尚更です。
そのため、まずはカバー曲の動画で自分の歌を聴いてもらうきっかけを作るのもひとつの手です。
ただ、今やいろんな人がカバー曲をネットに上げている時代。
普通に同じような曲を演奏しても埋もれてしまいます。
大事になってくるのはやはりこの二点。
- スピード感
- オリジナリティ
①スピード感
ここで言う「スピード感」というのは、テンポのようなことではなく「楽曲がリリースされたばかり」など、まだ世に音源やカバーが出回っていない時期を狙うスピード感です。
特に本人の音源やMVがフル尺で公開されていない曲などはカバーを載せることで再生されるチャンスが多い傾向です。
②オリジナリティ
原曲を忠実に再現して演奏するのもいいのですが、どうしても他と同じような位置づけになってしまったり、「なら本人の音源でいいや。」となってしまったり。
せっかくカバー動画をあげるのであれば、独自のアレンジをふんだんに効かせた他に類を見ないカバー動画をあげた方が興味を持ってくれる確率と、定期的に観に来てくれる確率がグッと上がるかと思います。
YouTube活用法について、詳しくは下の記事で書いています。
④話題性のあるMVを作る
MVを多くの人に観てもらうにはやはり話題性が必要。
「このMV面白いからちょっと観て」といった口コミが広がれば強いですよね。
ただ予算が限られているインディーズアーティストにとってはなかなかハードルも上がります。
バズるMVに特化して考え、それ目的で逆算して一曲作ってみてもいいかもしれませんね。
⑤YouTube広告を出す
比較的、低予算で広告を打つことが出来るYouTube広告はMVを広めるのに最適です。
また、YouTube広告の優れた点は細かなターゲット設定ができるところ。
例えば「サカナクション」と検索した人だけに広告を表示する。といった設定が可能です。
これによって自分たちの音楽に興味を持ってくれそうな人にターゲットを絞ることができます。
TwitterやFacebookなどの広告よりも、強制的に5秒は自分たちのMVを観てもらえるYouTube広告はより効果的。
自分たちを知ってもらうきっかけとして、選択肢に入れるのもありかなと思います。
YouTube広告に関しては下の記事で詳しく紹介しています。
⑥生配信アプリを使う
登録料もかからず、初見さんに観てもらうのに適している生配信アプリは、うまく活用すれば新しいファンを獲得するチャンスが大いにあります。
他のライブが入らず、一般的にみんなが家にいる平日の夜の時間などに活用していくのもありだと思います。
生配信アプリに関しては下の記事で紹介しています。
⑦音楽系アプリ「nana」を使う
自分の演奏や歌を載せてコラボができたり、フォローしてもらったりする音楽系SNS「nana」の中でも、ファンになってもらうことは可能です。
SNSに載せる弾き語り動画などは、音源をこちらにも一緒に載せておくことで更に可能性が広がるかと思います。
「nana」に関しての詳しい紹介は下の記事で。
⑧プレスリリースを出す
プレスリリースは、メディアに送る文書です。「こんなニュースありますよ〜」といった文書を送って実際に取材してもらうもの。
一般的に音楽メディアが扱うのは、ほとんど有名なアーティストの記事ですが、インディーズアーティストでも話題性があれば取り上げてもらえる可能性はあります。
例えば「世界一テンポの遅い曲をリリース」「 モールス信号だけの歌をリリース」などなど。
極端な例えですが(笑) なんだそりゃ?という興味を持たれるような内容だとチャンスありですね。
ニュースになるほどのアイデアを出すのがそれはそれは大変ではありますが、挑戦してみるのも面白いかと。
プレスリリースに関しては下の記事で過去に詳しく紹介しています。
⑨メリットのある対バンをする
2マンライブや、何組かのアーティストが順番にステージに立つ対バンライブ。
自分達と似たジャンルのアーティストと組むことによって、お客さんの音楽の好みも近いことになるため、興味も引きやすくなります。
また、いざ当日になったらお客さんがいない!なんてことにならないよう、時にはファンの多い少しレベルの高いアーティストに対バンを交渉してみるのも効果的です。
有意義な対バンをするためのチェックポイントは下の記事にまとめてあります。
宣伝方法まとめ
といった感じで、おそらくまだまだあるかとは思いますが。
もう一度まとめると、
- ①路上ライブ
- ②商業施設などのオープンスペースでライブ
- ③YouTubeやSNSでカバー動画を発信
- ④話題性のあるMVを作る
- ⑤YouTube広告を出す
- ⑥生配信アプリを使う
- ⑦音楽系アプリ「nana」を使う
- ⑧プレスリリースを出す
- ⑨メリットのある対バンをする
自分の経験も交えて効果的なものをいくつか紹介しました。
少しでも参考になればと思います。
というわけで、以上です。